書店員のすヽめ

本の事や書店で働いてる時に感じた独り言、妄想を延々と語っていくブログです。個人の主観なので苦情は受け付けません。

「面白い本ないかな〜」という発言に対しての回答。|書店員の愚痴

 

ごきげんよう〜♫かんたーです♫

 

先日、数人で来店されたお客様のお話。学生さんという事もあり少し騒がしかったです。そこでの一コマをお話しします。

 

学生「何か面白い本がないかな〜。」

物凄く気になるというか、引っかかる一言。「面白い本」とは君にとってはなんなのだ?個人の趣味嗜好はあるにせよ問題発言です。

 

まず学生くんの知識と教養の無さを感じた。知識や教養を学ぶ年頃、さらに付け加えれば色んなことに興味も持ち始め将来を見据えている学生さんもいる。その中で彼は自分が「物事を何もわからない◯カです私。」っていっているようなものと私は感じてしまった。

さらに表紙やタイトルを見て◯カ騒ぎ。

こういう人と一緒にいる友人もまた似たような人。「類は友を呼ぶ」。お似合いです。

 

本当に面白い本を探しているのならば、◯カな友人に聞くより私に聞いて欲しい。

お好みの本を探しましょう。

 

まぁ彼等はお客様ではありません。本を選ぶ姿勢ではない。騒ぎたいなら外に行ってくれないか。書店並びどこのお店も騒いで良い場所ではない。

社会人になってからフェスやクラブに行ってくれないか。

一般社会は学校生活の延長線上ではないんだ。学校から離れたら社会に馴染まなくてはいけない。

 

格好つけたい年頃なのは理解できるが、格好つけるのは大人になってからでも遅くはない。今は知識や教養を学び中身を鍛えなければいけないのでは?知識や教養がある大人は素敵です。これが本来、人間が求める格好良さ。←個人の主観です。

 

大人にも多いです。外見だけで中身空っぽの人間。新書のタイトルを思い出せませんが、こう言っていました。

「その人の部屋の本棚を見るだけで、人柄が見えると。」読まれているか、いないかの1ダースにも満たない本の数で人を信用できるのか?と…。

それだけで人柄はわからないだろと思われるでしょうが、本を読むって海外では当たり前だし、無知を曝け出す◯カも多くはない。そう言った環境で過ごした結果が品を生む。

 

随分と下品な方が増えたような気がします。本を読まなくなったかであろう事が原因の一つかと。

 

とはいえ私は誰にでも本を勧めるつもりは更々ないのであります。

そもそも私は情報収集してその中で取捨していく中で気になることは必ずある。

その時にネット以外で詳しく書かれている本を選ぶことから始める。

選ぶという作業も簡単ではないし、自分のレベルにあったもの読みやすいものを選ぶ。これもまた技術。

読んでいく中で全てを丸々覚えようとする読み方はNGで、つまりは作者の伝えたいことを自分の中に落とし込む事が大切。人に簡潔に伝える事もまた自分の力になる。

 

本1冊を選ぶだけでも時間がかかりますし、集中して静かに選びたいはず。

 

彼らはきっと先のことを楽観視しすぎている哀れな人達だと思うのであります。同じ年頃でも真逆のような人達もいますし、個人の問題といえばそれまでです。そして個人の質に差が出始めてきますし、きっと近い将来雲泥の差をつけられるでしょう。

 

本を読むという行為は頭と心を使います。これほどハードなインドアな趣味はありません。ただ…得られるものは非常に大きいですし、考え方や人生の指針にもなります。

 

本当に「面白い本」をお探しの時はお近くの書店員にお尋ねください。

私は本のソムリエを目指します。

詳しくは水あさと『デンキ街の本屋さん』をご覧ください。

 

それではまた。